学生支援法案とPCR検査の体制強化を

「大学生の5人に1人が退学を考えている」。アルバイト収入も断たれ学費や生活費に追われる学生からの切実な声。民青同盟の皆さんも学生アパートなどへのポスティングで声を集める活動に取り組んでいます。

もともと高い日本の学費が学生たちを苦しめ続けている現実を今こそ変える時です。国会では野党が学生支援法案を提出します。「あきらめなくていい」―このメッセージを学生たちに届け、学ぶ事をあきらめる学生を1人たりとも出さない闘いが求められています。

この間、PCR検査の体制強化を求め、医療現場から声をお聞きしてきました。PCR検査をするには検体採取をしなければなりませんが、この体制が追い付いていません。マスクや防護服などの物資も少ない。

1人採取する度にディスポ(使い捨て)のカーテンや防護服代わりのオペ着など全部取り換える必要があります。指定病院以外は診療報酬のほかに収入はなく持ち出しのボランティア。協力病院を増やす必要があるが、こんな現状では増えるはずもない。

PCR検査機器の増設とともに採取の体制強化が必要との現場の声を香川県にも届けてきました。ようやく丸亀市と高松市にPCR検査センターが設置される事になりましたが、希望者が検査を受けられることが必要です。

新型コロナは感染の山を繰り返していく事が予測されます。対応を間違わずウイルスとの闘いに失敗しないためにも十分な検査体制が必要です。

写真は5時間かけて手作りした「甘夏かんてんゼリー」です。 

2020年5月9日 よう子記