所得補償実現の好機
四国農民連交流集会ー白川氏あいさつ

四国農民連研究交流集会が4、5両日、高知市で開かれました。
開会集会であいさつした同農民連顧問でもある日本共産党の白川容子参院議員は「物価高騰で国民の暮らしは苦しくなる一方で、後期高齢者の医療費が引き上げられました。臨時国会では医療改悪が狙われていますが、極右・排外主義の勢力はこれを推進しており、国会で党の役割はますます大きくなっています。皆さんと力を合わせ全力で頑張ります」と表明しました。
全国農民連の藤原麻子事務局長は「農民が希望が持てる農政のカギは価格保障と所得補償をセットにして抜本的に強化することに踏み出すかどうかだ」と力説。「参院選で野党がこぞって所得補償制度を打ち出した」とし、「自民党も最後には言わざるをえないくらい『所得補償を』の声が多かった。これは画期的なことで農民連の運動の成果でもある」と指摘。「これはチャンスだ」と述べ、地方議会で所得補償の実現を求める請願や意見書を採択するなどの取り組みを呼びかけました。
(10月7日付「しんぶん赤旗」日刊紙 西日本のページから)
