減る入所者 施設の将来は

奄美のハンセン病療養所で白川氏懇談

 日本共産党の白川容子参院議員は6日、鹿児島県奄美市の国立ハンセン病療養所「奄美和光園」を訪問し、全国的な課題となっている療養所の将来構想について関係者の話を聞きました。

 馬場まゆみ園長は、開園当初、隔離施設として偏見の目を向けられる一方、地元から往診の要望を受け、後に保険診療も開始するなど地域医療を支えてきた園の歴史を説明しました。入所者を最後の一人まで支える医療・介護体制について「(地域住民を対象とした)外来・入院の継続が、ご存命のうちの使命と考えている」と話しました。

 全医労奄美支部の福崎昭徳支部長は、同園の入所者が6人まで減っている現状から「長年闘病生活をおくられたうえに、一人寂しく亡くなられるのはあまりに忍びない」と訴えました。法改正も含め職員体制の維持などの将来構想を予算化し、ゆくゆくは地域に貢献する施設にしてほしいと要望しました。

 白川氏は、香川県議時代からのハンセン病問題への思いを語り、「この園をどう続けていくのか、全国の療養所の将来にも影響する問題。皆さんの声が政治を動かす」と述べ、超党派議連の一員として奮闘する決意を語りました。

 この日、白川氏は、同市の諏訪哲郎副市長と懇談。奄美ブロック護憲平和フォーラムの城村典文事務局長と意見交換しました。

(10月7日付「しんぶん赤旗」日刊紙 総合面から)