新しい政治を前へ―島根・鳥取で訴え

 日本共産党の白川よう子参院比例候補は5日、亀谷ゆう子鳥取・島根選挙区候補と両県を遊説しました。党躍進で消費税減税を実現し、社会保障充実の政治に転換しようと訴えました。
 白川氏は、総選挙後に選択的夫婦別姓や企業・団体献金禁止が審議され「国会は様変わりした。参院でも白公を少数に追い込み、新しい政治をさらに推し進めよう」と強調しました。
 世代間の分断をあおり、現役世代の手取りを増やすとして高齢者の社会保障を切り捨てる議論に対し、「すべての人が幸せに生きられる社会をつくるのが政治の仕事だ」と批判。「ヘイトや分断を許さず、筋を通して頑張る日本共産党をあなたの一票で大きくしてください」と力説しました。
 亀谷氏は7月に創立103年を迎える日本共産党が一貫し反戦平和と国民主権を訴えてきたと主張。「政治の責任で賃金、年金を引き上げる。危険な島根原発ストップを」など政策を語り支持を呼びかけました。
 鳥取県米子市で演説を聞いた朔晦(たちごり)まほこさん(75)は「米子は赤沢亮正経済再生担当相の地元だが、地域で対話すると失望の声を聞く。要求アンケートをきっかけに初対面の人とも話せて面白い。何としても白川さんをはじめ比例5人、亀谷さんを押し上げたい」と語りました。

(7月6日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治総合のページから)