医療削減を止める選挙―医療後援会で決起集会・北九州市

 参院選が公示された3日、日本共産党の小池晃書記局長と白川よう子氏の両参院比例候補は、北九州市小倉北区で民医連九州ブロック党後援会の決起集会に駆けつけました。
 小池候補は、自民、公明、維新が合意した医療費4兆円削減の危険な中身を力説し「みんなの力で削減を止める、医療にとって大事な選挙だ」と強調しました。医療界全体から上がる怒りの声や自公政権の生活保護費減額に最高裁で違法との判決が下ったことを語り、「医療に対する攻撃と正面から対決している共産党を勝たせてほしいとぜひまわりに広げてほしい」と力を込めました。
 白川候補は、民医連病院で目の前の命を守るため党と共に政治を変える思いを深めたと述べ、「自公が少数になったことで高額療養費の改悪にもストップがかかる国会になった。この流れをさらに本格的なものにするために全力をあげる」と訴えました。
 西中徳治会長は、健和会大手町病院(民医連加盟)の敷地に立つ「憲法9条の碑」にふれ、反戦への思いを語り「選挙に行くだけでなく共産党を応援してほしい」と呼びかけました。
 若手の医療従事者らが「貧困から医療を諦めなければならない方が少なくない。現場の声を届け命の平等を守る議員が必要だ」と語り参院選へ決意を述べました。

(7月5日付「しんぶん赤旗」日刊紙・西日本のページから)