宮崎・佐賀 穀田前衆院議員と街頭演説

 日本共産党の穀田恵二前衆院議員、白川よう子参院比例候補は4日、宮崎市と佐賀県鳥栖市で街頭演説しました。参院でも自民・公明を少数に追い込み、白川氏をはじめ党比例5人当選で新しい政治の流れを本格化させようと訴えました。
 医療現場出身の白川氏は、西日本17県を回るなかで医療機関の経営難が深刻だとして、白公維新の4兆円医療費削減を糾弾。広く使われているOTC類似薬の保険外しが行われたら〝命のさたも金次第″がひどくなると述べ、「医療改悪に国民の審判を突きつけよう」と力説しました。
 アメリカの要求で軍事費をGDP比3・5%に増やせば暮らしが破綻すると批判し、「103年間反戦平和の声をあげ、間違っていることは間違い、正しいことを一緒に進めようと呼びかけた希望の光が日本共産党だ。この希望をさらに広げ、一人ひとりの幸せを大切にする政治をつくろう」と支持を呼びかけました。
 穀田氏は、自民党の第一声で、この30年釆、社会保障や人件費を切り捨ててきた反省がなく、「自民党に暮らしを任せることはできない」と表明。賃上げのための中小企業への直接支援などを提起しました。
 市民と野党の共闘の原点を守り抜いてきたと述べ、候補者を一本化した17選挙区で勝利し「自民党政治を終わらせるため党を伸ばしてほしい」と強調しました。

(7月5日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治総合のページから)