住民の願い抱え国会へ―参院選公示・出発式で訴え

日本共産党の白川よう子参院比例候補、長尾まさき香川選挙区候補は3日、高松市の選挙事務所前で出発式を行いました。樫昭二県議が必勝の決意を述べました。
応援演説した仁比聡平参院議員は、党の論戦で消費税減税問題や米不足を招いた農政の誤りを大争点に押し上げたと指摘。″外国人が優遇され国民生活が苦しい″と分断・対立をあおる政党に対し「問題は非正規雇用で日本を格差社会にしたことにある」と断じ、白川候補をはじめ比例5人を当選させ、参院でも自公を少数に追い込んで大本から変えようと呼びかけました。
白川氏は、西日本17県で受け止めた住民の願いや思いを「すべて抱えて国会へ駆け上がる」と表明。NHK連続テレビ小説「あんばん」で描かれた「逆転しない正義」を引用し、「私は日本共産党と出合い『逆転しない正義』を見つけた。侵略戦争に命がけで反対し、103年間貫き通した党に、平和を求め、命や暮らしを大切にするみなさんの思いを託してほしい。参院選で歴史的な結果をつくりだそう」と強調しました。
長尾氏は香川選挙区の他党候補が自民とその応援者だとして「どの党にも負けるわけにいかない」と力説。消費税減税の実現、アメリカいいなり、大企業優遇政治の転換を訴えました。
(7月4日付「しんぶん赤旗」日刊紙・西日本のページから)

白川よう子参院比例候補はこの日、高松市での出発式の後、広島、福岡(写真)で訴えました。