広島市で「街角トーク」

 「学費が高すぎる」「男女の賃金格差はなぜ?」-日本共産党の要求アンケートに寄せられた声に、白川よう子参院比例候補と高見あつみ同広島選挙区候補が答える「あなたの声を聞かせて「街角トーク」が21日、広島市で行われました。
 同日、穀田惠二前衆院議員を迎え開かれた街頭演説のプレ企画として真ん中世代中心のスタッフが企画したもの。宣伝力ーの周囲を風船で飾りつけ、リラックスした雰囲気で自己紹介から始まりました。高見さんが特技のサックスで「ふるさと」を披露する場面も。
 医療現場に勤めていた白川さんは男女の賃金格差について、女性が多く働くケア労働が低賃金に抑えられ、結婚出産中子育てに伴う女性への退職勧奨、昇進差別などで低い収入が年金に反映されると指摘。「格差を生じさせるジェンダー不平等の構造を大本から変えたい」と表明しました。
 広島市の被爆建物、旧陸軍被服支廠(ししょう)にあった学生寮で被爆の実相に触れた高見さんは、日本政府の核兵器禁止条約参加に向け「核抑止力論の誤りをただし核廃絶を迫る世論を広げる」と述べました。

(6月24日付「しんぶん赤旗」日刊紙・西日本のページから)