高松で長尾氏、穀田前衆院議員と街頭演説

日本共産党の穀田恵二前衆院議員は22日、高松市の、ことでん瓦町駅前で白川よう子参院比例候補、長尾まさき参院香川選挙区候補と演説し、参院選での党の躍進を呼びかけました。
穀田氏は、昨年の総選挙で自民、公明の与党が過半数割れし「政治が変わろうとしている。それぞれの政党の本質が明らかになりつつある」と指摘。高額療養費の負担増を止め、企業・団体献金全面禁止法案や選択的夫婦別姓の法案を国会審議まで持ち込んだとし、「その一つひとつが国民の運動を背景にした新しい動きだ」と力説しました。
同時に共産党の役割について「何と言っても消費税5%への減税を国民の世論にしたことだ」と述べ「財源の根拠を明らかにするところに共産党の特徴がある」と強調。在日米軍への思いやり予算などアメリカ言いなりの大軍拡に反対を貫いてきたのが共産党だとし「この先を伸ばしてアメリカ言いなりの政治に終止符を打とう」と訴えました。
白川氏は、国が決める診療報酬が低く抑えられているために病院の経営危機が広がっているとし、「私は元医療従事者として医療崩壊を食い止めい」と表明。「病院ベッドの削減に手を上げざるを得ない状況をつくっているのが国の政治だ」と批判し、緊急に5000億円を投じる党の政策を示し「命を守る政治をつくりたい」と述べました。
長尾氏は「政治を変えたい。みんながご飯を食べられ、戦争や貧困、差別なく平和に暮らせる日本をつくりたい」と語りました。
(6月23日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治総合のページ)