広島で医療後援会のつどい

広島市安佐南区で5日、日本共産党の医療関係後援会が白川よう子参院比例候補を囲むつどいを聞きました。全国の病院の6割が赤字で経営危機に陥る状況を参院選で政治を変えて打開しようと話し合いました。
白川氏は西日本17県を回るなかで、物価上昇を反映しない診療報酬引き下げなどにより「病院経営を続けられない」との悲鳴を聞き、自身のかかりつけ医も年度内に閉院すると告発。負担が重くのしかかる消費税引き下げの願いが広がっているが、財源が問題だとして「大企業や富裕層の減税を改め、軍事費だけが突出する予算のあり方を変えよう」と提唱しました。
「この半年余、大軍拡が進む西日本を歩いてきた私が国会行き、みなさんの声を届けるしかない。比例5人そろって送り出してほしい」と強調しました。
「〝消費税を減税するなら社会保障も減らす〟という論調がある。どう訴えればいいか」との質問に、白川氏は「消費税導入後に医療や介護の負担がどんどん上がり、社会保障は削られてよくならなかった。医療現場の生の実感と、消費税増税が法人税減税の穴埋めに使われた事実を語ってはどうか」と答えました。
(6月7日付「しんぶん赤旗」日刊紙・西日本のページから)