山口県下関市で街頭宣伝―女性キャラバン

 日本共産党の白川よう子参院比例候補は30日、山口県下関市で街頭宣伝しました。29日の岡山、広島に続き党中国ブロックの比例5議席必勝めざす女性キャラバンの一環で、地方議員や青年など約30人が参加。参院選に向けて政治の転換をアピールし、交差点を通る車から手が振られました。
 白川氏は、食べ盛りの小学生に家でおかわりを我慢させるような米不足と米価高騰を招いた自民党政治を批判。農家に減反・減産を押しつけ〝米作って飯食えない〟状況にしながら輸入農産物を拡大する「アメリカ言いなりの農政の転換が必要だ」と強調しました。
 西日本17県で進む大軍拡にストップをかけて軍事責を削減し、大企業減税や大金持ち優遇を改めて消費税減税の恒久的財源を生み出す党の提案を述べ、「消費税を一律5%に下げ、さらに廃止へ。『命と暮らしを守れ』の声を党に託してほしい」と呼びかけました。
 桧垣徳雄市議は、党市議団の論戦と運動で学校給食費や18歳までの医療費無料化が実現すると報告。一方で訪問介護サービスをやめた事業所があるとして「市の制度は国政と連動する。参院選で国政のかじを切り替えよう」と訴えました。

(5月31日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治総合のページから)