ジェンダー平等実現へ

 「男尊女卑をこんなものだと受け入れてきたが、おかしいと気づいた」「選択的夫婦別姓を早く」-各地のつどいでジェンダー不平等を告発する声があがります。白川よう子参院比例候補は声をあげる人々と手をつなぎ、ジェンダー平等の推進力となる比例5議席で国会へ駆け上がる決意です。
 
    DV被害

 4月下旬、選択的別姓実現を求める東京集会に連帯し、熊本市で「#夫婦別姓反対議員には投票しません!」などのプラカードを掲げた市民が宣伝しました。
 駆けつけた白川さんは幼少期から先による母へのDVに苦しんできたこと、「妻が姓を変えることで家風やしきたりに合わるはずだと期待した」というDV加害者の話を紹介。「改姓が支配の意識にもつながる。個人の尊厳と両性の本質的平等が問われる」と述べ、今すぐ通常国会で民法改正をとスピーチしました。
 ジェンダーギャップ指数が146カ国中118位〔2024年〕と低い日本では特に政治分野の参画が遅れています。党は3月、政府の第6次男女共回参画基本計画策定あたり、国際水準のジェンダー平等実現を内閣府に申し入れました。
 白川さんはショート動画で、女性議員を増ゃすため民意を正しく反映する比例代表中心の制度、女性候補を一定割合で擁立するクオータ制を提案しています。

    基地撤去

 白川さんは20年、性暴力のない社会を求めるフラワーデモを香川で呼びかけた1人でもあります。昨年12月には沖縄市で開かれた米兵による少女暴行事件に抗議する県民大会に参加。〝これを最後の大会に″との県民の願いを踏みにじり、直後の1、3月に米兵の性的暴行事件が起きました。
 沖縄県の党女性後援会の里道昭美さんは「官房長官が『コメントを控える』と事件に抗議もしないのが許せない。アメリカに物が言えない自民党政治とプレずに対峠〔たいじ〕できる共産党の議席増へ白川さんに頑張ってほしい」と期待します。
 戦争する国づくりの最前線に立たされ、軍事強化が進む沖縄で後を絶たない米軍犯罪。白川さんは「一番の解決策は日本から米軍基地をなくすことだ」と、島袋恵祐党前県議とのインスタライブで強調しました。

(5月21日付「しんぶん赤旗」日刊紙・西日本のページから)