消費税減税の道を開こう―JR徳島駅前・街頭演説

 徳島市のJR徳島駅前で27日、日本共産党の辰巳孝太郎衆院議員と白川よう子参院比例候補を迎えた演説会が開かれました。3人が入党を決意しました。
 応援演説した、市民と野党の共闘を進める市民団体「オール徳島」の河村洋二事務局長は「消費税減税や軍拡予算をストップさせるには大きな野党の力が必要だ。共産党の躍進を」と訴え。白川氏が勤めていた徳島市内の病院の同僚は「人手不足も低賃金も政府は小手先の政策だけ。政治を変えてほしい」と求めました。
 辰巳氏は、消費税5%への減税の財源を大企業・富裕層の応分の負担と大軍拡をやめてつくるという党の提案に閲し、「言うのは簡単という人がいるが、共産党以外の政党は言えない。大企業にモノが言えないのは企業・団体献金を受け取り続けているからだ」と指摘。「大企業にもアメリカにも忖度(そんたく)しない政党、共産党を伸ばしてこそ、消費税減税の道が開ける。その後に消糞税そのものを廃止する道も開ける」と力説しました。
 白川氏は、「国会議員になったら最初に何をしたいか」との聴衆の質問に「まずは命を守れる政治に変えたい」と表明。働きながら夜間の大字で学び、40歳まで奨学金を返済した自身の経験にもふれ、「経済的理由で学ぶことをあきらめるような若者を一人もつくらない」と語りました。

(4月28日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治総合のページから)