ジェンダー平等へ党を大きく――福岡でつどい

 日本共産党の白川よう子参院比例候補は19日、福岡県糸島市、福岡市西区、同市城南区のつどいに参加し、質問に答えながら、参院選躍進で政治の二つのゆがみをただす展望を語りました。
 糸島市では来年1月の市議選で議席奪還をめざす、やなぎ明美元市議が白川氏を紹介。白川氏は首相の商品券配布問題で「自民党は総選挙で少数与党になっても金権政治への反省がない」と批判し、「国民の声で政治は動く。戦闘機の爆買いなど軍事費を削り、高額医療費制度改悪を撤回させよう」と強調しました。
 2会場で「第1次産業を大事に」「各世帯にお米券を配ってはどうか」「ジェンダー平等って何?」などの質問が出されました。白川氏は四国で漁協とともに運動した経験を話し「国土保全の根幹である農業、林業、漁業を守っていく。価格保障や所得補償で生産者が安心して営農できる農政へ転換を」と述べました。
 ジェンダー平等社会の実現を綱領に掲げる党として、男女賃金格差解消や、多くの女性が結婚で改姓を強いられる現状から選択的夫婦別姓の導入などに全力で取り阻むと表明しました。

(3月20日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治総合のページから)