大分で民医連、民商と懇談


日本共産党の白川よう子参院比例候補は27日、大分市内の医療生協と大分民主商工会を訪ね、国民の命、営業を守る現場からの切実な要求を聞き取り懇談しました。
医療生協では県民医連会長でもある酒井誠・大分健生病院院長らと懇談しました。酒井氏は、「在宅介護など命を守る最前線で頑張っているヘルパーさんらの介護報酬引き下げがいちばんの問題だ」とし、国による診察・介護報酬の引き下げが病院経営だけでなく日々の診療、介護、患者の暮らしを脅かしている実態を切々と訴えました。
同席した役員らも「これでは若いスタッフが魅力を感じなくなり、人材確保はいよいよ困難だ」「経営が苦しくとも物価高の中の患者さんに価格転嫁などできない」などと訴え。酒井氏は「苦難に寄り添う共産党の強みを生かし、国、行政を動かしてほしい」と求めました。
白川氏は、自らも命を守る民医連の現場にいた経験を紹介。「命を守る現場が命を守れない苦境に立たされる。こんなひどい政治をただすため先頭に立って頑張る」と応じました。
(1月29日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治経済・総合のページから)