みなさんの声を国政に届ける―白川候補の訴え

 定数6の四国比例で、日本共産党の白川よう子候補が最後の6議席目を各党と争っています。21年ぶりの議席 奪還をめざす白川候補の訴えの要旨を紹介します。

 私は8年前に4期14年務めた香川県議を辞職し、国政への挑戦を続けてきました。どんなに小さな村も、どんなに遠い町も、何度も訪問し、そこで暮らすみなさんの願いの声を聞いてきました。この声を国政と一直線につないで結ぶときです。今度ばかりは共産党に託してください。
 四国を駆けてきて、胸に刺さって離れない言葉があります。
 高知県本山町、山あいの小さな町。米軍機の低空飛行訓練がお昼寝中の保育園の子どもたちの頭の上を大爆音で飛ぶ。跳び起きて、保育士さんに「怖い」としがみつくんです。
 この現状を絶対に許してはならないと私、保育園のお父さん、お母さんたちと何度も防衛省に直談判に行きました。お母さんが言いました。「夜間の低空飛行訓練が激しかったとき、子どもが夜中に目を覚まし、寝付けないので『お母さんが何とかしちゃるき、大丈夫』と約束しました。でも、この約束、何年たっても果たせないんです。子どもとの約束が守れない親の気持ち、わかりますか」
 日米同盟を前に(国は)思考停止に陥ってしまう。この国の病ではないでしょうか。
 お母さんの声は四国の声です。この四国の声を国政に届ける議席がない。みなさんの声を国政に結ぶ、その役割をやらせてください。最後まで一票、一票を広げていただき、私を今度こそ国会に送ってください。

(10月23日付「しんぶん赤旗」日刊紙・西日本のページから)