四国で議席奪還しよう―高知市で大演説会

 日本共産党の穀田恵二国会対策委員長は13日、高知市の演説会で白川よう子、浜川ゆりこ(高知2区重複)の両比例候補と訴え、「21年ぶりの議席を四国で奪還し、新しい政治を開こう」と語りました。
 医療と業者の現場から切実な声が示され、「政治を変えよう」と応援演説。高知憲法アクションのメッセージが紹介されました。
 穀田氏は「共産党の何が推しか? 共産党は確かに小さいけれど、政治を動かしている」と強調。「しんぷん赤旗」のスクープと党の国会論戦、国民の世論で岸田前首相まで3代の首相を辞任に追い込んだことなどを挙げました。
 また、「暮らしに欠かせない党だ」と述べ、訪問介護の事業所が全国の97自治体でゼロになっている状況などを示し、「自民党の悪政に立ち向かう力が必要だ。白川さんを勝たせ、社会保障切り捨ての政治と真正面からたたかって、ケア労働の大切さを訴えてもらおう」と語りました。
 白川氏は、裏金閣題の真相解明などに背を向ける自民党に対し、「反省できない自民党につける最良の薬は、企業・団体献金の全面禁止を掲げ、自ら実践してきた共産党の躍進しかない。四国から共産党の議席でただしていこう」と訴えました。
 浜川氏は「自民党政権によって切り捨てられた暮らしの声を届ける議席がどうしても必要です。声を上げなければ、なかったことにされてしまう。ともに声を上げよう」と呼びかけました。

(10月14日付「しんぶん赤旗」日刊紙から)