香川県では各地の「後援会」が再決起

 お盆前、香川県では後援会の再決起の集会が各地で開催されました。丸亀や三豊、高松、東かがわ、観音寺などで総会やつどいが開かれましたが、ちょうど東かがわ市の後援会主催の「夕涼みバーベキューのつどい」の最中、参加者の携帯から大きな地震が来ることを告げる警戒音が鳴り響きました。
 日向灘で最大震度6弱の地震が発生。四国の揺れは深刻な事態にはなりませんでしたが、日向灘の揺れは巨大地震発生の一つの目安になり得ると言われ続けてきたので、不安がよぎりました。この日、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表。南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性が、ふだんと比べて相対的に高まっているとしていました。その後も日向灘の震源地付近で活発な地震活動が続いています。
この地震を受けて、翌日の9日に「日本共産党四国ブロック南海トラフ地震対策委員会本部」を設置し、私が本部長の任に就きました。15日の午後5時で情報は解除されましたが、巨大地震が起きる可能性が無くなったわけではありません。今後も教訓をいかして対策に取り組みます。
 お盆に徳島県立博物館 へ行ってきました。常設展だけでも見応えがありましたが、とりわけ徳島の地質の成り立ちは興味深く、生まれ育った故郷だけに実感を持って受け止めることもできました。四国ではほぼ東西方向に、時代やでき方の異なる岩石や地層が帯状に並んでいるそうで、「四万十帯」と呼ばれる砂岩が海陽町にも見られらるなど、なるほどー、そうだったんかー!の連続でした。

(8月25日付四国各県「民報」に掲載)