日本の軍事化ストップを

 高松市の竜雲支部の「女性のつどい」に呼んでいただきました。女性の入党者を迎え大喜びです。大会決定で示された「人間の自由」を大切にする未来社会論に共感しての入党です。また、1月に開いたつどいで話を聞いていただいた方にも、のちに各地で入党の呼びかけを行うと、次々と入党を決意していただいています。「立てた目標をやり抜く党に」なるための、まず一歩の月にしていきます。

 高知県議団が主催した「特定重要拠点問題学習会」に参加。岸田政権は「安保3文書」に基づき、全国40もの空港や港湾を「特定重要拠点」に指定し、平時から自衛隊や海上保安庁が使用できるよう滑走路や岸壁の強化を進めようとしています。

 香川県では高松港が検討対象です。県は来年度予算で、高松港を5万トンバースから11万トンに変えるための第一次予算4200万円を提案しています。いったい全体でいくらかかるのかも明らかにしていませんが、この予算を国が「肩代わり」してくれるならいいのではないかという風潮もあります。現に21日の香川県議会代表質問で自民党の県議は「高松港の整備も期待できる」「安全保障に資する重要な取り組みであり…大いに賛同すべきものである」と知事の所見を問うています。

 「安保3文書」を元にして進められる公共インフラの軍用化は、アメリカいいなりで進められる日本の軍事化そのものです。この本質を広く知らせ、国民的な大運動でストップさせなければ!

 (3月3日付・四国各県「民報」掲載の随想「YOU気りんりん!」から)