政治変えたい思いを共に
5%。6月8日時点の高松市の定額給付金の申請数に対する給付率です。いつまで待っても届かない10万円。28日時点でもまだ45.6%。コンパクトな町は一人一人に目も届き、まだ申請が済んでいない方の状況がどうなのかを確認することもできています。基礎自治体のあるべき姿がハッキリと見えています。
定額給付金も持続化給付金もアベノマスクさえも届かない中で、今日明日の暮らしもままならなくなっている国民のことなど一切無視して「お友だち最優先」の政治が続けられています。しかし、国民は黙っていることをやめました。「#自粛と補償はセットだろ」、「#検察庁法改定法案に抗議します」。コロナ禍で人との接触ができない中でも、言葉で、怒りで、変えたいという思いでつながり政治を動かしてきました。
私もこの間、コロナ禍のもとで様々な立場の方と懇談を繰り返してきました。皆さんから共通して寄せられているのは「このままの社会でいいのか?」という疑問符です。新自由主義の下で切り捨てられてきた分野が、コロナ禍のもとで大きな影響を受け機能しなくなり、政治によって貧しくさせられた人たちは更に貧しく、富める者は更に富を蓄積する。「こんな社会を変えられないのか?」今、多くの方がこの疑問符を持っています。次の総選挙は政治を変えるだけでなく、日本社会の在り方を変えることにつながる選挙戦になるでしょう。より良い日本と世界を作るために、日本共産党の一員になってほしいと、連日心からの呼びかけを続けています。
先日は徳島市で3つの「つどい」が行われました。4か月ぶりの徳島入りで、たくさんの皆さんが集まってくれました。新入党員の参加者が党について大いに語ってくれ、「もう年だから…」と入党をずっと悩んでいた女性が入党を決意してくれました。この一人一人の決意が必ず歴史を動かすことになる。9月総選挙の動きもある中、決意に応える結果を必ず出すぞと四国行脚リスタートです。
2020年7月1日 日刊「赤旗」水曜随想へ