徳島でもファン急増中
四国から共産党の国会議員を送り出す、この悲願に近い思いが、いよいよ実現に近づいてきました。来たる衆院選挙で、四国ブロック比例代表選挙に白川よう子さんが出馬を予定しているからです。
四国から国会議員というと、高知県出身者が多かったのですが、白川さんは、現職の香川県県会議員で、それも4期目という大ベテランです。
しかも経歴は、徳島県脇町高校卒で、日本福祉大学二部を経た後、徳島の健康生協で働いていたというのですから、これは正真正銘の徳島県人といってよいでしょう。白川さんは、精力的な予定候補者としての活動で、県人でもファンが増えていますし、ヴィヴィッドなポスター姿があちこちで目につくようになりました。しかし当選させるためにはまだまだ少なく、県人候補として白川ポスターを埋め尽くしましょう。
それにしても、安倍自公政治のやることはひどすぎますね。
去る6月15日に強行突破した共謀罪は、新たに277の犯罪類型を一挙に増やすものです。そもそも刑罰を定めたものは刑法ですが、殺人、放火、傷害、窃盗等々御存知の犯罪は全てここに規定されていますが、全条文で264条で、内総則などを除くと、犯罪類型というのは200以下しかありません。刑法典をもうひとつ作ったのに等しいものです。
仕上げは、憲法9条の改正です。9条に第3項を設け、自衛隊を憲法上公認するというものです。
今でも屁理屈をつけて海外派兵を実施しつつありますが、憲法改正を実現することは、軍隊中心の戦前型の日本に変えてしまうことを意味します。憲法9条改正を、全国民の団結の力で阻止する必要があります。
野党と市民の共斗の力が、存続、発展出来れば憲法9条をまもることが可能です。そのためには、まず団結の核ともいうべき日本共産党の議席を、飛躍的に増やさなければ駄目です。白川さんの当選で憲法9条をまもる大きな力としましょう。(徳島県日本共産党後援会長 弁護士 林 伸豪)
〈2017.07.30 民主香川、愛媛民報、徳島新報、高知民報への寄稿〉