防衛拠点撤回せよ

中国5県の新婦人政府交渉

仁比・白川氏ら同席

 中国5県(鳥取、島根、岡山、広島、山口)の新日本婦人の会県本部は27日、平和、原発、教育、介護の問題で現地のオンライン参加を交え政府交渉しました。日本共産党の仁比聡平、白川容子両参院議員、大平喜信元衆院議員が同席しました。

 防衛省交渉では、岡山市の陸上自衛隊三軒屋駐屯地への長射程ミサイル弾薬庫新設のための調査費や広島県呉市の日鉄呉跡地の複合防衛拠点計画の撤回、米軍岩国基地(山口県岩国市)の爆音訓練や米軍犯罪の対策などを要求しました。

 原発の問題では、浜岡原発のデータねつ造事件を受け、島根原発を含め適合審査に合格した原発の調査や規制審査の改革、山口県上関町の使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画の撤回を求めました。

 岡山の参加者は、駐屯地の弾薬庫新設で「攻撃目標とされる危険が増す。350メートルの地点に教育・保育施設があり、地理的、法的にも認められない」と訴え。「抑止力、対処力を高める」と繰り返す防衛省側に仁比氏は、長射程ミサイルを搬入した熊本市の健軍駐屯地や拡張工事中の大分市敷戸弾薬庫の例を挙げ「なぜ三軒屋駐屯地なのか説明できない」と批判しました。

 山口の参加者は、米軍が岩国基地からイラン攻撃に出撃し「自分の街が戦争とつながり子どもが殺されていると思うとぞっとする」という母親の話を紹介。

 大平氏は「岩国が狙われかねない事態。住民の深刻な不安や憤りを本気で受け止めるべきだ」と述べました。

(3月30日付「しんぶん赤旗」日刊紙 地方総合面から)