四国の代表・白川さんを必ず国会へ
先の参院選挙の直前、松原県委員長から「白川県議を衆院四国ブロックの比例候補にという声があるが、意見を聞きたい」との話が。私は即座に「大賛成です。白川さんなら、論戦力があり即戦力」と。
10年前、高松選挙区(定数15)で私と白川さんが当選し、悲願の複数議席を獲得以来、3期連続この議席を守ってきました。県議会で一人になると大変だが、四国の声を国会に届ける人が必要。白川さんならやれるし、やってもらわないといけないとの思いです。
白川さんは「35人以下学級」の実現を毎議会取りあげ、小学校は4年生、中学校は1年生まで実現させました。昨年の9月議会では幹事長として各会派と交渉を重ね、国に対し「少人数学級の拡大など教職員定数の改善をもとめる」意見書を全会一致で決議させました。すべての子どもたちの健やかな成長を願い、教育への熱い思いを語り、各会派の意見をまとめ上げた交渉力は抜群です。
また、ハンセン病対策について仁比参院議員と連携し、国立療養所大島青松園に何度も出向き、差別と偏見に苦しんできた入所者の思いを取り上げ共感を広げ、将来構想について「人権教育の場として国の誤った政策の歴史を遺し、隔離施設から真に社会に開放され、社会とつながった施設とする」よう主張。浜田知事から「関係自治体として将来構想の策定について高松市と連携、協力したい」との答弁を引き出しました。
香川県議会では毎議会、議員派遣が議案として上程され、ヨーロッパや南米の視察に、一議員100万円以上の予算が使われています。
白川さんは、「県民の今の厳しいくらしを考えるなら、こんな税金の無駄使いは許せない」と敢然と反対討論(2015年6月議会)。その説得力は素晴らしく、他の議員からヤジは一つも飛びませんでした。(日本共産党香川県議・樫昭二)
〈2017.01.22 民主香川、愛媛民報、徳島新報、高知民報への寄稿〉