高額療養費制度見直しに反対

難病・慢性疾患全国フォーラム

 難病・慢性疾患全国フォーラム2025が15日、東京都内で開かれました。患者の負担を増やす「高額療養費制度の見直し」に断固反対。「すべての患者・障害者・高齢者が安心して暮らせる社会」をアピールしています。難病患者・家族の声の紹介とともに、同制度についてのパネルディスカッションも行われました。

 リウマチの治療薬について話したのは、日本リウマチ友の会の門永登志栄会長。新薬が開発されて関節破壊を防ぐことができるようになり、早期発見、早期治療ができれば寛解状態になり、日常生活が自立し就労も可能になるといいます。

 しかし、新薬は非常に高額で医療費負担が、3割負担で月額約3万~7万円かかります。収入がないと使いたくても使えず、老後の資金を取り崩さざるを得ない人もいるとして「『必要な人が使える』ためにも高額療養費制度は必要」と訴えました。

 難病患者・家族の視点から見たアンケート結果で同制度を利用したことがある人は322人中240人(74・5%)。免疫疾患をもつ人は「医療費が高額だと『じぶんは生きていないほうが良いのでは?』という思考回路に陥る」と同制度の上限引き上げによる心理的な影響を語りました。日本共産党の白川容子参院議員があいさつしました。

(11月16日付「しんぶん赤旗」日刊紙 社会面から ※写真はFacebookより)