共同強め社会保障守ろう

島根・出雲集いで白川議員

 日本共産党の白川容子参院議員は8日、島根県出雲市で議会報告と懇談の集いに参加しました。大国陽介県議、党出雲市議団が県政・市政報告し、白川氏は質問に答えながら情勢や国会内外の活動を語りました。

 当選後も西日本17県を駆けめぐっている白川氏は、5、6の両日に鹿児島県奄美大島で陸上自衛隊駐屯地を調査し、ハンセン病療養所などを訪問した経験を紹介。7日には田村智子委員長らとともに東京で全労連役員と懇談するなど分刻みの毎日だとして、「地域に足を運び、全国から要請に訪れるみなさんから聞いた声を臨時国会で質問に生かし、前へ動かすため頑張りたい」と表明しました。

 会場から「中小業者の賃上げをどう支援するか」「ケア労働の給料が低い。処遇改善を」などの質問や要望が寄せられました。

 白川氏は岩手や徳島など賃上げした中小・小規模事業者に助成する県の例を上げ「大企業の内部留保課税で財源をつくり、国が中小業者の賃上げを応援することが大事だ」と指摘。診療報酬引き上げなど医療・介護の危機打開へ運動が起きていると述べ、「ピンチをチャンスにできる時。国民的共同を強め、社会保障をつぶそうとする動きに反撃しよう」と力説しました。

(10月9日付「しんぶん赤旗」日刊紙 政治総合面から)