自公を少数に追い込みましょう

 参院選がスタートしました。参議院でも自公を少数に追い込み、与党に助け舟を出す維新や国民民主党などにも審判を下す選挙戦。どんな新しい政治をつくれるのかと、今からワクワクです。
 私は、この間、西日本17県を駆け回り、暮らしの切実な声を聞いてきました。「お米の値段が上がって、おかわり禁止になりました」と言う小学生。「6枚切りの食パンで1週間をしのいでいる」という年金暮らしの高齢者。私はこうした「いのちの声」を国会へ届け、力を合わせて暮らしを支える議席となりたい。
 国民の暮らしは守らなくても、「消費税は守り抜く」という自民党に、鉄槌を下しましょう。
 この選挙戦で政党や候補者から、「日本人ファースト」などと言って、外国人に矛先を向ける主張が広がっています。しかし、賃金が上がらないのも、社会保障が貧しいのも日本の政治の問題です。差別を煽動し、ヘイトを撒き散らすのは許せません。多様性を尊重する政治が求められています。
 女性へのバッシングもひどいです。子どもを産ませることが前提かのような主張とも正面からたたかっています。
 自公が少数になった国会では、「選択的夫婦別姓」の法案が28年ぶりに国会審議されました。「自分の名前で生きたい」と求める、あなたの声が政治を動かしています。結婚してもしなくても、子どもを産むか産まないかも、どんな選択も1人の生き方として大切にされる社会をいっしょにつくりたい。