山口でつどい―党躍進で二つの歪みただそう

日本共産党の白川よう子参院比例候補は3日、山口県で山口市、宇部市のつどいに参加し、質問に答えながら、参院選躍進で政治の二つのゆがみをただす展望を語りました。
白川氏は岩国市を訪れた際、米軍岩国基地に昨年配備されたF35C戦闘機の爆音に驚いたと話し、「四国の山間にある保育所では、子どもたちの真上を石国基地から飛び立った戦闘機が低空飛行し、爆音と事故の恐怖に日々おぴえている。軍拡の優先から命と暮らしを守る政治に転換しよう」と呼びかけました。
3会場で「医師不足や無医地区をなくすには」「高額医療費の改悪を止めるには」などの質問が出されました。白川氏は医療現場で働いた経験を話し「自公政権によって人の命が大企業のもうけよりも軽く扱われ、医療・福祉はカネ次第と言わんばかりの政治が続いている。ここに維新が加わり、医療・介護・福祉の現場を史上かつてない人材不足と経営難で窮地に追いやっている」と述べ、政治を大本から転換することが必要だと訴えました。参院選後に高額医療費制度改悪の「凍結」が「解凍」される可能性に触れ、「アメリカいいなりの大軍拡を止めれば改悪はストップできる。党躍進で白紙撤回へ追い込もう」と強調しました。
(4月5日付「しんぶん赤旗」日刊紙・西日本のページから)