鹿児島で演説会―市田副委員長と共に訴え

日本共産党鹿児島県委員会は3月30日、市田忠義副委員長を迎えて鹿児島市で演説会を開きました。白川よう子参院比例候補、4月13日投票のさつま町議選で空白克服に挑む福元たかひろ氏をはじめ地方選候補が必勝の決意を表明。参院選と同日の市長選が想定される曽於〔そお〕市の五位塚剛〔ごいつか・つよし〕市長が来賓あいさつしました。
市田氏は、国民の運動と野党の論戦で凍結に追い込んだ高額療養費改悪、石破茂首相が新人議員に10万円分の商品券を配った大問題など「総選挙で少数与党となった自民党の『延命戦略』が破綻した」と指摘。国民の暮らしを守る予算を大軍拡が押しっぶす異常さを「認めない首相が異常だ」と告発しました。
「国民の要求を実現し、政治の二つのゆがみに切り込む『本物の改革』をめざす論戦をしているのが日本共産党」と述べ、広く国民に伝えきって東京都議選、中間地方選、参院選での党躍進を呼びかけました。
白川氏は活動地域の17県で医療や介護分野などの悲痛な声を聞くなかで「命が粗末にされている」と告発。各地で進むアメリカいいなりの大軍拡、大企業優遇にメスを入れ、ケア労働者の賃金を引き上げるなど命と暮らしを守る政治に転換しようと強調しました。
終了後の入党懇談会に市田、白川氏が参加。4月から進学する18歳男性など4人が入党を決意しました。
(3月31日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治総合のページから)