米不足への緊急対応を―国・県に申し入れ
日本共産党の白川よう子衆院四国比例候補と香川県委員会は4日、四国農政局(高松市)を訪れ、米不足への緊急対応を求める申し入れをしました。池田豊人県知事宛てに同様の申し入れをしました。石田まゆ衆院香川2区、笹井たかし同3区の両候補、樫昭二香川県議、中谷浩一香川県委員長が同行しました。
申し入れは、農家の価格保障や所得補償を行い、農業者が安定した生産を続けられる条件整備のために、国や県が対策をとることなどを要望。
白川氏は、今回の米不足の原因は米の全生産量のわずか3%の需要増によって起きたとして国の農政の根本的な脆弱(ぜいじゃく)性を指摘。「中長期でみて安定して主食の米を、国内で生産・消費できる体制をつくらないと、来年も米不足が避けられない」と訴えました。
樫氏は、米の毎年の作付面積や生産量の減少など、国の責任が大きいことに触れ「農業の担い手が安心して就農できる環境をつくり、農地保全や後継者づどりなどの課題を解決する必要がある」と述べました。
(8月5日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治総合のページから)