暮らし優先へ転換を―愛媛・西予で演説会

 愛媛県の日本共産党南予地区委員会は23日、総選挙と、西予市議選(4月28日投票)勝利に向けて、山添拓政策委員長・参院議員を迎え西予市で演説会を開きました。
 西井直人南予地区委員長(衆院愛媛3区候補)は「西予市議選、総選挙で日本共産党を押し上げるために、支持を広げる〝担い手″になってください。党に入り、『赤旗』を購読してください」と主催者あいさつをしました。
 山添氏は、証人喚問で自民党の裏金問題の解明が必要と力説。「国民にとっては〝失われた30年″で、給料が上がらず税金が上がり、社会保障が切り下げられた。自民党にとっては、企業・団体献金を受け取り、大企業・財界の求めに最大限応える政治を進めた30年。それがゆがみをもたらした」と指摘。「大企業のための政治から、くらしのための政治に切り替えなくてはならない。共産党の出番だ。強く大きな党が必要。一緒に力を合わせ、新しい未来を切り開こう」と述べ、総選挙、西予市議選勝利を訴えました。
 白川よう子衆院四国比例候補は、医療や介護、社会保障を次々とカットする自民党政治と一緒になって、西予市政は西日本豪雨災害時に住民の命を守る拠点だった野村病院のベッドを60床からゼロにし、住民から奪おうとしていると批判。大森ようこさんを市議会に必ず押し上げてほしいと訴えました。
 大森市議候補、勇退する和気数男市議は、市民病院など3施設の公設民営化に反対してがんばる決意を表明しました。
 参加者は、「わかりやすい話が聞けて、勇気をもらいました」などの感想を寄せました。
   (3月25日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治・総合のページから)