大軍拡やめ暮らせる賃金を

 2月23日、高知県香美市へ。香北支部が取り組んできた第25回「ばぁば&ママカフェ」に呼んでいただきました。史上最高の33名の参加者のうち10名は初参加。「共産党は話し合いだけで平和を作るがかよ?」「これだけひどい政治を国民は何で変えんがやろ?どういたら変えられると思うちょる?」などなど率直な疑問もたくさん出されました。

 納得いったことも、いかんかったことも、意見を出し合い、違いも認め合いながら、どうすれば現状を変えられるかをいっしょに考える。民主主義の学校のような場所です。

 28~29日、静岡市で行われたビキニデーに参加。今年はビキニ水爆被災から70年。被害の全容解明と被害者の救済、被害者の根絶が求められています。ビキニの真実を隠しつつける日本政府に対し、歴史の教訓に学び、日本から声を上げることの大切さを痛感。

 3月1日、全労連四国地区協議会の四国総行動がJR高松駅前で行われご挨拶。全医労は2023年度交渉で前進回答を得て、予定していた全国ストを回避。昨年31年ぶりのストも行い、団結の力を発揮しました。しかし国は、医療労働者がコロナ禍に命がけの頑張りでつくった、国立病院機構の積み立て金まで大軍拡財源にお召し上げしようとしています。これは本来、職員の処遇改善や病院の修繕などに使われるためのものです。大軍拡やめて暮らせる賃金に!大企業は内部留保を賃上げにまわせ!シュプレヒコールが響きます。

  (2024年3月10日付 四国各県「民報」に掲載のエッセイから)