35人学級 消費税32年

四国路は春爛漫。桜の花も各地で満開を迎えています。

桜の花を見ると入学式を思い浮かべます。新たな門出を迎えたピカピカの一年生が大きな希望を抱いて迎える入学式。昨年度の新入生は新型コロナで大きな影響を受けました。学校だけがソーシャルディスタンスがとれない現場として、少人数学級の実現が国民的な要望になりました。3月31日、参議院本会議で「義務教育標準法改正案」が成立し、35人学級が実現。小学校全体で学級規模が縮小するのは、実に40年ぶりです。あきらめずに声をあげ続けた皆さんとともに、さらなる前進へ力を合わせていきます。

4月1日は消費税が導入されてから32年。ちょうど私が社会に出る時に導入されたので、私の「医療・社会保障の改悪ストップ」の闘いは、「消費税」との闘いでもありました。先日の四国オンライン演説会で志位和夫委員長は8枚のパネルを駆使して話されましたが、その一枚に「56の国と地域がコロナ危機を受けて「付加価値税」の減税を実施・予定」がありました。ずらりと並んだ世界中の国旗に、日本政府のコロナ危機で苦しむ国民に対する思いやりの無さ、経済対策の遅れを感じました。

日本では消費税減税どころか、コロナ禍の中でひっ迫する病院のベッド潰しを消費税を財源に進めようとしています。75歳以上の医療費2倍化案など「お年寄りの福祉の充実のため」、「全世代型社会保障の充実のため」の嘘は許されない。

2021年4月13日 よう子記