福岡市南区で演説会

参院選投票日前後の日曜となった13日、日本共産党の白川よう子参院比例候補は岡山市と山口県宇部市で地方議員、党員らとともに街頭演説しました。比例5議席への躍進、市民と野党の共闘で1人区に風穴をあけ、医療費削減を競う自公与党と補完勢力に審判を下そうと呼びかけました。
白川氏は、西日本各地で自衛隊や米軍基地の新設・増設、戦闘機やミサイル配備など大軍拡予算の具体化が進んでいると述べ、「トランプ米大統領にいわれてGDP比3・5%、21兆円もの軍事費に使うお金があるなら『ミサイルより暮らしに予算を使え』の声を大きくあげよう」と強調。
候補者を一本化した改選数1の選挙区で自民党に勝ち、「参院でも自公与党を少数へ追いつめよう。あなたの声で、あなたの力で、あなたの手の中にある一票で必ず政治は変わる。自民党政治に真正面から対決し、国民日線で物をいう日本共産党を伸ばしてほしい」と熱を込めて訴えました。
宇部市で演説を聞いた山本浩さん(63)は「社会を変える熱意が伝わる演説だった。自営業をしているので消費税は5%に下げ、インボイスをなくしてはしい」と拍手を送りました。
日本共産党の白川よう子参院比例候補は12日、福岡市南区の花畑、弥永の二つの地域で、「比例5議席確保をはじめ党を躍進せよう」と、それぞれで開かれた個人演説会で訴えました。
白川氏は、物価高騰やコメ問題について、各地で寄せられた国民の声を紹介し、消責税減税や農政の転換を力説。自公政権とともに補完勢力の国民と維新、参政党などの排外主義を批判し、生活苦の根源にある「自民党政治こそ変えよう」と訴えました。西日本17県を駆け巡る中、各地で「大軍拡の大波にさらされている」との実感をのペ、アメリカ言いなりをやめ、平和外交こそと訴え、「必ず議席にたどりつく決意です」と力を込めました。
堀内徹夫市議が訴え、地域、業者後援会の代表らが決意表明。党とともに生活相談に取り組む弁護士が党への期待をのペ、花畑地域で市民連合ふくおか、弥永地域で被団協のメンバーが連帯の意を寄せました。弥永地域で参加した党員の林桂月さん(74)は、「白川さんを国会に送り出したい」と意気込みました。
(7月15日付「しんぶん赤旗」日刊紙・西日本のページから)
