福岡3か所でつどい―一律5%減税効果あり

日本共産党の白川よう子参院比例候補、山口ゆうと同福岡選挙区候補は16日、福岡県中間市、北九州市八幡東区、戸幡区でつどいに参加しました。両氏は大企業や富裕層への応分の負担で財源をつくり、消費税一律5%に下げて暮らしを守ろうと訴えました。中間市では6月15日投票の市議選に立候補する現職の柴田よしのぶ、田口すみお両市議が決意表明しました。
質疑応普で「なぜ米の値段が急に上がったのか」と問われた白川氏は、農家が米を再生産できず営農できない状況に追い込み、米不足を招いた自民党農政の問題を指摘。所得補償と価格保障で農家を支え、消費者にとっても買いやすい値段に国が責任を持つよう農政の転換を呼びかけました。
〝共産党は小さく力がない″という意見に対し山口氏は、市民と党市議団の奮闘で福岡市の学校給食無償化が実現すると述べ「党をさらに大きくし政治を変えよう」と強調しました。
八幡東区では椅子を車座に並べ、参加者が暮らしの実感や願いを一言ずつ語りました。「食料品0%がいいと思っていたが、一律5%減税の方が効果があると分かった」「軍事化が進み、もう戦前に入っているのでは」「食料自給率を上げて」などの声が相次ぎ、比例5人当選で要求を実現しようと誓い合いました。
(5月17日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治総合のページから)