医療の願い託す―福岡で民主団体と懇談

日本共産党の白川よう子参院比例候補は14日、福岡市内で医療、労働、業者、女性分野などの民主団体を訪れ、懇談しました。現場の実態や課題を聞き取り、「参院選でご一緒に政治を前に動かし、要求を実現しよう」と呼びかけました。
医療関係の団体では「誤嚥〔ごえん)性肺炎の高齢者が高度急性期病院で受け入れられず命が選別されている」「物価高膜で病院清掃の委託費用が年間数百万円も上がり、厳しい経営に打撃」「マイナ保険証のトラブルが絶えない。従来の健康保険証復活を強く訴えたい」などのほか、介護報酬引き下げによる経営悪化で閉鎖する事業所の問題やケア労働者の人材確保の困難などが出されました。
「医療現場出身の白川さんが国会に行けば問題を指摘してくれると期待している」と歓迎声があり、白川氏は「働く人の待遇改善、誰もが安心して医療・介護を受けられるよう全力を尽くす」と表明しました。
新日本婦人の会県本部では、暮らしと政治のつながりを班会でおしゃべりしている経験が紹介されました。白川氏は500万要求対話の取り組みを話し「みなさんの声を集めて政策につなげます」と述べました。
(2月15日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治総合のページから)