沖縄・南風原町で要求・対話

「お困りごとはありませんか」「う-ん、何を買っても高いですね。生活は苦しい」-。日本共産党の白川よう子参院比例候補は12日、沖縄県南風原町で當真嗣春町議とともに「しん赤旗」読者や支持者宅を訪れ、党南部地区委員会作成のアンケートで要求対話に取り組みました。どの家でも「消費税を下げて」「敬老パスは助かる」などの要望や政治に思うことなどについて話が弾みました。
母親を介護施設に預ける70代の女性は、福祉をよくする財源についての問いに「自衛隊のミサイル基地はいらない。庶民の生括を支えて」と言い「大軍拡をやめて防衛費を減らす」項目にチェック。白川氏は「アメリカ言いなり、大企業本位のゆがみにメスを入れるのが日本共産党。みなさんの声を集めて政治を切り替え、福祉や介護を充実させましょう」と応じました。
2人の子を育てるシングルマザ1は、政治に力を入れてほしいことの問いに「ジェンダー平等。女性に子育ての負担がかかっていると感じる」と回答。共産党について「やってほしいことを全部言ってくれると思うが、子どもの病院代や学校給食費を無料にすると、将来子どもが(負担することになり)苦しくなるのでは?」と尋ねました。
白川氏が「辺野古新基地建設など軍事費を削り、大もうけしている大企業や大金持ちに応分の税金をかけるのが党の提案」と説明すると、女性は「分かりました」と笑顔を見せました。
(2月13日付「しんぶん赤旗」日刊紙・1面から)