F35Cすさましい爆音――岩国基地を視察

 日本共産党の白川よう子参院比例候補と大平よしのぶ衆院中国比例候補は19日、11月に国内で初めて米海軍の輸送機オスプレイと最新鋭ステルス戦闘機F35Cが配備された米軍岩国基地(山口県岩国市)そばの堤防を訪れ、視察しました。松田一志市謎と、岩国平和委員会の吉岡光則事務局長が案内しました。
 松田、吉岡の両氏は滑走路の1㌔沖合移設で基地面積が1・4倍に拡張された2010年以降、空中給油機や空母艦載機の部隊が移監してきたと説明。沖合移設に伴い、360㍍の岸壁と水深13㍍の港湾施設も造られ、オスプレイなどを陸揚げする大型艦船の寄港も相次いでいるとし、吉岡氏は「港のすぐ近くに滑走路がある基地は岩国以外、少なくとも西太平洋にはない。米軍にとって重宝な基地だ」と指摘しました。
 今回、空母艦載機の機種更新に伴い、岩国基地にオスプレイ4機程度とF35C14機程度が配備されました。
 視察中、F35Cの2機が相次いで離陸するのが見えました。
 白川氏は「F35Cの爆音はすさまじかった。今の政治のゆがみが映し出されていると感じました。根本的に変えていかなければ」と語りました。

(12月20日付「しんぶん赤旗」日刊紙・4面経済面から)