山口・岩国で「語る会」
山口県岩国市で19日、日本共産党の白川よう子参院比例候補と大平よしのぶ衆院中国比例候補を迎えて「語る会」が開かれました。参加者から介護事業所などの報酬引き下げや島根原発の再稼働に対する不安などが語られ、両候補に「国会で頑張ってほしい」と期待が寄せられました。
医療や介護などの報酬引き下げに対し、参加者が「岩国でも大変な状況。何とかしてほしい」と訴え。白川氏は医療や介護の職員との懇談で基本給の引き上げを求める切実な声を聞くとし、「報酬の引き下げは福祉分野に大きな影響を及ぼしている。診療報酬、介護報酬の引き上げが必要だ」と語りました。
大平氏は島根原発の再稼働に「県民の7割が反対している。怒りで震える思いだ」と述べ、上関町の上関原発や中間貯蔵施設の建設計画をただす党の躍進を呼びかけました。
市内の男性が発言し、「白川さんと初めて会って話を聞き、想像していた通りの人。パワフルな人で、行動力は抜群だ」と語りました。
山口県委員会と懇談
白川、大平の両氏は19日、山口市の党県委員会を訪れ、役員や県後援会の役員、日本民主青年同盟と懇談しました。白川氏は「中四国、九州・沖縄の活動地域に大軍拡路線が展開されている。比例5議席の確保こそ、この流れを止める鍵。西日本17県民の思いをしっかり受けとめて頑張りたい」と語りました。
藤永住久県後援会長は「政治を変えるためには共産覚の躍進しかない」と述べました。
参加者から、子育てや学費、公共交通などの切実な問題が出され、両候補への期待や決意が語られました。
(12月21日付「しんぶん赤旗」日刊紙・西日本のページから)