オスプレイ配備許さない―佐賀空港で調査
日本共産党の白川よう子参院比例候補は12日、佐賀空港(佐賀市)で、空港に隣接するオスプレイ配備のための陸上自衛隊佐賀駐屯地(仮称)の建設工事が進む現場を調査しました。武藤明美県議が同行しました。
工事は昨年6月に着工。空港西側に整備する駐屯地予定地にはオスプレイ17機の駐機場や隊庁舎、火薬庫などが計画されています。
「佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会」の古賀初次会長らメンバーが工事の模様を説明。ノリ漁業者でもある古賀氏は「工事の排水関連施設を駐屯地とは別事業だと言い逃れ、環境アセスメント実施を拒否している。海への悪影響が心配だ」と話しました。
会のメンバーは「自衛隊だけでなく米軍の訓練にも使われるのではないか」と懸念を表明。白川氏は「広大な土地に巨額の予算を投じてオスプレイ配備の施設が造られようとしている危険性がよく分かった。住民のみなさんと一緒に反対の声を上げていきたい」と述べました。
(12月13日付「しんぶん赤旗」日刊紙・4面から)