「政治とカネ」問題は地方政治にも

 大会決定を力に、大運動の総仕上げと、新たな目標に向かう決意が広がっています。私も大会報告を各地で行ない、実践に力を合わせています。
 
 今年最初の選挙戦が徳島県藍住町の選挙戦が30日からスタートします。林茂町議が6期目に挑戦です。定数16に対して20名が立候補予定の大激戦になる見込みです。藍住町といえば、町議会副議長を務めていた元町議が、大麻密売グループに捜査情報を漏らしたとして22年12月に逮捕され、23年2月には元副町長と共に、町の学校給食用の食肉調達を巡る官製談合事件でも逮捕され、有罪判決を受けるという異常な事態が全国ニュースでも報道され有名になった町です。

 2年連続で町役場に強制捜査が入るという状況を議会でも取り上げ、町の責任を追求したのは林町議をはじめ4人のみ。「政治とカネ」の問題は国会だけではありません。真相究明と再発防止へ、会派を超えて力を合わせ、とことん頑張る議員が必要です。
 
 林町議と宣伝で町内を回っていると、ある女性の方とバッタリ出会いました。「今、林さんの支持を広げて歩っきょんよ」寒波到来の極寒の日に歩いて訪問し、林さんが議会に必要だと支持を広げてくれています。林町議はコミュニティバスが必要だとの町民要望を受け、一緒に署名活動などの運動に取り組んできました。協力者が大きく増え、賛同署名は2644筆に広がりました。
 
 町に対する町民の信用を取り戻す一歩の選挙戦、負けられません。

       (2月4日付・四国各県「民報」掲載の随想「YOU気りんりん!」から)