国民主人公の政治を-高知・日曜市で呼びかけ

 日本共産党の白川よう子衆院四国比例候補は28日、今年初の高知県での街頭宣伝にのぞみ、高知市の日曜市で宣伝しました。
 党の能登半島地震被災者救援募金が1億円を超えて集まり被災地に順次届けていることを紹介した白川氏は、被災地が復旧のままならない状況が続いていることを指摘。「生活再建支援法にもとづく住の再建のための支援金が全壊でも300万円しか出ない。これでは住宅の建て直しなど到底できない。住宅再建の支援をせめて倍額に引き上げることを国の責任でやらなければならない」と力説しました。
 自民党派閥の裏金事件に言及し、企業・団体献金が日本の政治を大きくゆがめていると批判。党が提出した企業・団体献金全面禁止法案と政党助成法廃止法案を成立させることを呼びかけ。「清潔な国民が主人公の政治をつくりだすために全力をあげます」と総選挙での支援を呼びかけました。
 笹井たかし衆院香川3区候補、春名直章・高知県委員長、細木良高知県議、下本文雄、迫哲郎、岡田はるかの各高知市議、中谷まゆみ・香川県丸亀市議が参加しました。香川県丸亀市後援会のメンバー約30人が応援にかけつけました。
 演説を聞いた男性(65)は「自民党は裏金を何に使ったかを語るべきだ」と話しました。

   (1月29日付「しんぶん赤旗」日刊紙・4面「政治・総合」のページから)