五輪開催強行許せない 高齢者医療倍化

思わず拍手。2日の衆院厚生労働委員会、宮本徹議員の五輪開催についての質問に、政府分科会の尾身茂会長は「今の状況でやるというのは普通はない。このパンデミックで」とはっきりと答弁。

一部報道では、この尾身会長の発言に菅首相は激怒したとされている。田村憲久厚生労働相も会見で「自主的な研究の成果の発表」と述べた。夏休みの自由研究じゃあるまいし、そもそも専門家の意見をなぜ真摯に受けとめないのだろうか。東京五輪に否定的な意見は一切受け入れないとでも言わんばかりだ。

尾身会長は他党の議員の質問に対しても「五輪開催に伴う国内での感染拡大の影響を評価し、どのようにすればリスクを軽減できるか」などの意見を伝えるのは「われわれプロフェッショナルの責任だ」と。その声も聞かないというのだろうか。

志位和夫委員長は「感染リスク不明のまま五輪開催強行を許せない。目をつぶったまま断崖から飛び降りるようなもの」とバッサリ。オリパラ開催中止の決断を重ねて強く求める。

日本酒「獺祭」の蔵元が5月24日、日経新聞に『飲食店を守ることも日本の「いのち」を守ることにつながります』という意見広告を出し、大きな反響を呼んでいる。

国会では高齢者医療費2倍化法が成立。コロナ禍の下で高齢者の命をいかに守っていくのかが問われている。来年10月の施行を止めるべく、総選挙で目にモノ見せてやろう。

2021.06.16 よう子記