人間の尊厳を守る社会保障へ転換を

中央社保協が全国代表者会議

 中央社会保障推進協議会(中央社保協)は11日、東京都内で全国代表者会議を開きました。オンラインを含めて80人が参加。大軍拡と社会保障切り捨ての「全世代型社会保障改革」から「人間の尊厳を守り、生活を豊かにする」社会保障への転換を実現する方針を決め、交流しました。

 開会あいさつをした吉田章代表委員(東京社保協会長)は、総選挙の結果、自民党が3分の2以上の議席を獲得し、高市早苗首相は軍備拡大を進め、改憲を狙っていると指摘。「高市政権の暴走を食い止めるために今こそ中央社保協の出番です」と訴えました。

 林信悟事務局長は基調報告で、高額療養費やOTC類似薬の負担増阻止をはじめ、高すぎる国民健康保険料改善や介護保険改悪阻止など課題をあげ「憲法を守り、大軍拡と社会保障切り捨て政治の転換を求めて全国で運動を広げよう」と呼びかけました。

 運動方針で▽軍事費の拡大ではなく社会保障の拡充を求める▽「保険証をかえせ」の要求で共闘を広げ、医療を受ける権利を守る▽生活保護をめぐる闘いへの共同を強める―を提起。

 岩手県の代表は、訪問介護報酬引き下げ撤回を求める意見書が18自治体で可決し、休廃止が進む介護事業所へ独自支援をする自治体も出てきたと発言。鹿児島県の代表は、社会保障の拡充を求める自治体キャラバンに初めて取り組んだと紹介しました。

 日本共産党の白川容子参院議員があいさつしました。

(2月12日付「しんぶん赤旗」日刊紙 政治総合面から)