自公過半数を割れ 共産3議席―小池・白川・吉良氏

第27回参議院選挙は20日に投開票され、21日午前に改選124議席〔選挙区74、比例区50〕と改選の東京選挙区の補欠補充を含む計125議席の当選者が確定しました。日本共産党は比例代表で2議席を確保し、現職の小池晃蓋局長と新人の白川容子氏が当選を果たしました。
選挙区では、現職の東京で吉良よし子氏が3選を果たしました。埼玉の伊藤岳、京都の倉林明子の両議員は届きませんでした。
自公は改選議席66(自民52、公明14〕に対して、当選は47議席〔自民39、公明8〕にとどまり、非改選(75議席〕とあわせても全体の過半数を割り込みました。自公与党は昨年の総選挙に続く歴史的敗北で参院でも少数となりました。自民党が政権に就いている期間に衆参ともに過半数を失うのは1955年の結党以来初めてです。有権者が自公政治ノーの審判を下しました。
全国32の1人区のうち、候補者を一本化した17の1人区では、沖縄で「オール沖縄」の高良沙哉氏が初当選しました。市民と野党の共闘では、秋田の寺田静、岩手の横沢高徳、宮城の石垣のりこ、長野の羽田次郎、新潟の打越さく艮、三重の小島智子、愛媛の永江孝子、徳島・高知の広田一、大分の吉田忠智、宮崎の山内佳菜子、塵児島の尾辻朋美の各氏が勝利しました。
一方、露骨な排外主義を掲げる参政党が14議席(改選1)、保守党が2議席(初議席)と伸長。自民党の補完勢力である国民民主党が17議席〔改選4〕と議席を大幅に伸ばしました。自公を少数に追い込んだ一方で、これらの勢力が政権批判の受け皿になり、今後の政治プロセスに複雑な影響をもたらすとみられます。
立憲民主党は改選22議席を維持。日本維新の会は、7議席(改選6)、れいわ新選阻3議席(改選2)を獲得。社民党は改選1議席を守りました。
(7月22日付「しんぶん赤旗」日刊紙・1面から)
