鳥取・米子でつどい―本物の改革を

日本共産党の山添拓政策委員長・参院議員は8日、鳥取県の鳥取市と米子市で開かれた「日本共産党の集い」に、白川よう子参院比倒候補、亀谷ゆう子参院鳥取・島根選挙区候補とともに参加しました。
山添氏は、石砺茂首相が高額医療費の負担上限額の8月の引き上げを断念したことは、世論と国会論戦が追い込んだ成果だと強調。引き上げの撤回を求めたのは、日本共産党と立憲民主党だけで、自民、公明、維新は3党合意で医療畳4兆円削減を明記し、国民民主党も高額医療費引き上げの政策を掲げ、維新も国民民主も「国民一番苦しんでいる問題」を無視したと指摘しました。
「総選挙で伸びた政党だから政治を変えることができるのではない。本物の改革ができる政党、日本共産党が伸びてこそ政治政治を変えることができる」と述べ、参院選勝利で白川、亀谷の両候補を国会に送り出してほしいと支援を求めました。
白川氏は「誰もが幸せになるために生まれてきたはずなのに」と自問自答し、「お金がなくて医療にかかれない。アメリカや大企業いいなりで国民の命すら守れない政治があると気づかされた」と述べ、国民の声が生きる政治にしたいと訴えました。
亀谷氏は、価格保障と所得補償で「食べていける農業にする」など第1次産業を基幹産業に位置づける日本共産党が伸びてこそ、日本の食料に責任がもてる政治ができると語りました。
(3月11日付「しんぶん赤旗」日刊紙・政治・経済のページから)