青年の願い「賃上げ」は可能―徳島・青年と懇談

 日本共産党の白川よう子衆院四国比例候補は19、20日と徳島県でつどいや街頭宣伝に取り組みました。19日夜は、日本民主青年同盟のつどいに参加しました。
 白川さんが青年に今の困りごとを聞くと、「給料の億さ」と返ってきました。白川氏は、県の最賃が地域別最低賃金改定で84円上がったことにふれ、地域で小さいお店をしているような中小企業が賃上げをするためには国が支援をする必要があると指摘。大企業の内部留保に課税することで賃上げの財源をつくる提案をしているのが日本共産党だと訴えました。フランスのように国の支援で貸金が上がる仕組みを日本でも作ろうと力を込めました。
 「政治に関心のない学生に関心を持ってもらうためにはどうするのか」との質問に白川氏は、政治を自分事として考えることが大事だと強調。「例えば、病院に行ったら治療費が高いけれど、治療費が稼げない。何でこんなことになるんだろうと考える中で、暮らしが政治と関わっていると気づく。それがわかったら変化につながる」と話しました。

(9月24日付「しんぶん赤旗」日刊紙・地方総合のページから)