四国から必ず比例の議席を

 ノロノロ台風10号は行き先も定まらず、数日間にわたって影響を及ぼし、各地に爪痕を残しました。早明浦ダムは貯水率が一気に100%になり、香川県の取水制限も解除されました。一晩でダムの約半分の水が貯まったことに驚きを感じながら、大きな災害にならないよう嶺北方向の空に願いました。
 徳島、高知、香川で次々と新しい党員を迎えた先週、週末には高知県と香川県で後援会総会も行われました。高知では仁比聡平参議院議員が講演。5月に逝かれた妻さんへの思いも語られました。児童相談所の所長だった妻さんの、より良い社会にしたいと奮闘されてきた姿に思いを馳せながら、志を引き継ぎ頑張ることを誓いました。
 香川県の後援会総会は市田忠義副委員長が、情勢の特徴と党の役割を縦横に語ってくれました。とりわけ党員の人間像について、市川正一さんや、小林多喜二さんらの生き様から語ったくだりは、私も思わずもう一度入党したいくらいに。
 各地からの活動報告は、市田さんが語った「困った人を放って置けない、強くて優しい人たちの集まり」という言葉を体現するかのような活動が、後援会の活動の中に大きく息づいていることを実感させられました。総選挙までに各地で地域後援会の立ち上げや、再決起へ力を尽くします。
 私からは、四国を回りはじめてはや8年。出会った一人ひとりから寄せられた思いを深く受け止めて、四国から必ず比例の議席を皆の力で勝ち取ろう!と決意を述べました。

(9月8日付四国各県「民報」に掲載)