第4波到来 「病床削減法案」

コロナ禍は第4波という状況で、予定していた愛媛県での活動はストップとなりました。今月末にかけての高知県や徳島県へも行けなくなるおそれもあり、その時はオンラインになるかと思います。残念ですが、よろしくお願いします。

愛媛県は「まん延防止等重点措置」適用要請の検討に入り、四国の4県でクラスターの発生や変異株の警戒も高まっています。

こんな時に国会では、「病床削減法案」の審議が参議院にまわされています。やるべきことは病院のベッド数削減ではなく、充実だということは誰の目から見ても明らかです。第3波では深刻な病床不足に陥り、命の選別を迫る事態に追い込まれました。この事態を招いたのは、病床も機材も人員も確保が困難という脆弱な医療体制にありました。ここをこそ変えなければなりません。

法案は、病床削減のための財政支援を法定化するものです。この「病床機能再編支援補助金」は、削減する1病床あたり114万~228万円の交付金になります。「社会保障の充実」を理由に増税した消費税195億円を財源にあて、補助単価は稼働率が高い病床ほど高く設定されています。自公政権のいう「社会保障の充実」とはこのことなのかと、腹の底から怒りが湧いてきます。政治は人の命を守るためにあるもの、総選挙で審判を下しましょう。

私と志位和夫委員長の新しい連名ポスターができました。四国中に貼りめぐらせてください。

2021年4月26日 よう子記