佐賀市で演説会―石破政権の軍拡ストップ

 日本共産党佐賀県委員会は12日、仁比聡平参院議員、白川よう子参院比例候補を迎え、佐賀市で演説会を開きました。会場いっぱいの参加者に、参院選での比例5議席獲得をと呼びかけました。
 仁比氏は米国トランプ政権の一方的な関税引き上げについて「世界的に問題となり、米国内でも大規模なデモ運葡が起こっている」と批判。さらに米国が農産物市場解放要求していることに「食料の増産が必要な時に、さらに自由化するなどあり得ない。これで日本の食料が守れるのか」と訴えました。
 白川氏は候補者として各県を回る中、石破政権の軍拡が目に見える形で現れていると指摘し、佐賀空港〔佐賀市〕へのオスプレイ配備計画はその最たる例だと強調。「軍拡に莫大(ぱくだい)な税金を投入する一方、高額療養費の負担増を持ち出しました。国民の怒りで凍結させましたが、凍結でなく白紙撤回さまないといけません」と訴えました。
 演説会後、会場で入党した76歳の女性は「仁比さん、白川さん。2人の話が聞けてよかった」と話し、入党コーナーに座っていた仁比氏が「ご一緒に頑張りましょう」と握手を交わしました。

(4月16日付「しんぶん赤旗」日刊紙・西日本のページから)