大分で労働団体と懇談

 日本共産党の白川よう子参院比例候補は27日、大分県別府市でつどいに参加し、労働団体と懇談しました。つどいでは質問に答えながら「暮らしの問題を突き詰めればアメリカいいなり、大企業優遇政治のゆがみに行き着く。参院でしっかり論戦できる議員団をつくるため比例5候補を必ず押し上げて」と訴えました。
 「物価が高い。自民党は党のことしか頭にない。何とかして」という質問に白川氏は、国民の苦境をよそに新人議員に10万円の商品券を配る自民党を批判。お米が高いため「おかわり禁止」といわれた小学生や、祖父の老人ホーム費用を負担する私立大学生など、街頭での要求対話で聞いた悲痛な声を紹介し、「予算の使い道を変え、暮らしや社会保障に回すよう政治を転換する」と述べました。
 「投票率を上げるには」との問いには「暮らしと政治がつながっていると分かれば人は蛙動く。要求や思いを受け止めて一緒に行動する。新しい政治の流れを参院選の党躍進で本格化させよう」と呼びかけました。
 大分県医労連、全医労大分地区協議会との懇談では、労働環境を改善し医療をよくするため声をあげていく課題で一致しました。

(3月29日付「しんぶん赤旗」日刊紙・西日本のページから)